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研究助成金伝達式の様子

優れた研究に助成金

 令和7年度の研究助成伝達式を6月29日(日)、静岡県職員会館で開いた。
 助成対象に選ばれた研究計画を寄せた小中高校生や教員に認定書と研究費を贈った。
 県内の生徒や教員から104件の応募があり、そのうちから62件を対象に認定した。研究費の助成金額は合計で3,284,000円。

 認定式で当振興会の丹沢哲郎代表理事は「基礎研究としての多様な研究基盤が、裾野として広く確立されていなければその応用も不可能であり、これこそが今の日本に必要なことであると私は考えています。しがって、役に立つかどうかはともかく、自身が抱いた疑問や興味に基づく研究や、自由な発想に基づく研究を、本財団としては今後とも積極的に支援していきたいと考えています。』とあいさつした。
 また、佐田恵子選考委員長(静岡県立吉原高等学校長)は「児童・生徒の応募内容には、独自の視点や着眼点が見られるものも多く、科学に向かう心をとても頼もしく感じました。研究計画に説得力があり、これからの取組に期待が持てるものには、積極的に助成を行うこととしました。また、継続研究の中には、内容の深まりや発展が見られるものも多く、これも高く評価いたしました。教員の応募は、理科の授業や教材開発に関わるものであり、自然科学教育をよりよいものにしようという熱意が伝わってきました。研究計画も具体的に示されており、実践に結びつくものになっていました。」と第39回研究助成選考委員会の選考経過を報告した。

 助成対象者のうち3名が研究内容を紹介した。

 また、来賓として池上重弘県教育長の代理として見えられた、小野田秀生県教育委員会教育監からご祝辞をいただいた。
 なお、これらの研究成果は年末に募集する「山﨑賞」の応募対象となる。こちらでも成果を大いに期待したい。